中新 大地

離婚して夫婦ではなくなっても、子どもにとって父母であることに変わりはありません。そこで悩みやすいのが、運動会や授業参観、入学式、卒業式といった学校行事です。

「両親とも参加した方が子どもは喜ぶのでは」「元配偶者とはできれば顔を合わせたくない」「子ども自身はどう思っているのだろう」。それぞれの事情によって、答えは変わります。2026年4月に施行された改正民法を受け、離婚後の子育てについての考え方も変化しています。学校行事への別居親の参加についても具体的な考え方が示されるようになりました。

しかし、制度上参加できることと、父母がそろって参加することが子どもにとって望ましいかは、必ずしも同じ問題ではありません。本記事では、離婚後の学校行事への参加について、制度上の考え方と子どもの視点の双方から考えます。

離婚後の学校行事、父母はどう参加する?

離婚後も、運動会や授業参観、入学式、卒業式など、子どもにとって大切な学校行事は続いていきます。夫婦としての関係は終わっていても、「子どもの成長を見届けたい」という思いを父母双方が持つこともあるでしょう。一方で、離婚後の関係によっては、同じ場所にいること自体が難しいケースもあります。

特に、離婚をめぐって対立が続いていたり、顔を合わせると口論になってしまったりする場合には、「子どものために参加したい」という思いが、結果として子どもを緊張させてしまう可能性も考える必要があります。学校行事への参加を考えるとき、「父親と母親のどちらが参加する権利を持っているのか」だけでなく、「子どもがその日をどう過ごせるか」という視点も欠かさないことが大切です。

子供が安心して学校行事に参加することを考えて、話し合ったり配慮しましょう。
子どもがその日をどう過ごせるか、という視点も大切に。

法務省も学校行事への参加について示している

父母で事前に話し合うという考え方

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離婚後、子どもの行事に元夫婦はどう参加する?運動会・入学式・卒業式の悩み

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著者
中新 大地 | コピーライター

両親の離婚を機に、家族との距離や関係性のあり方について考えてきた経験を持つ。
書き伝えることを生業としながら、多角的な視点で家族をめぐる問題を言語化している。