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500 JPY親の離婚、学校や友達にはどう伝える?子どもだった筆者の実体験も交えて
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中新 大地
親が離婚したとき、子どもは学校や友達にそのことを伝えるべきなのでしょうか。
苗字や住所が変わったり、家庭について聞かれたりすれば、説明せざるを得ない場面もあります。一方で、家庭の事情をどこまで話すかは、とても個人的な問題です。「離婚した」親同士がいちばんの当事者ですが、子どもにとっても友達との関係や学校生活を変えうる大きな変化です。
筆者自身も両親の離婚を経験し、母子家庭で育ちました。本記事では、親の離婚を経験した子どもに関する調査や筆者自身の経験も交えながら、学校や友達への伝え方について考えます。
離婚そのものを、学校へ詳細に説明しなければならないわけではありません。ただし、離婚や別居によって住所や氏名、保護者、緊急連絡先などに変更が生じる場合には、やはり学校側との情報共有が必要になります。
また、家庭環境が大きく変化する時期には、子どもの様子にも変化が表れる可能性があります。担任などが家庭の状況をある程度把握していれば、学校で普段と違う様子が見られたときにも、その背景を踏まえて対応しやすくなります。大切なのは、離婚に至った経緯をすべて説明することではなく、「学校生活を送るうえで必要な情報は何か」を考えて共有することでしょう。

イメージ画像:三者面談の風景
親が学校へ事情を伝える場合、可能な年齢であれば、子ども本人にも「先生にはここまで話してある」と伝えておくとよいでしょう。子どもが知らないところで家庭の事情が共有されていると、それ自体が不安につながることも考えられます。
誰に、何を、どこまで伝えるのか。親だけで決めるのではなく、子どもの年齢や理解度に応じて本人の気持ちを確認することも大切です。
友達については、学校とは少し事情が異なります。親が離婚したからといって、子どもが友達に報告する義務はありません。「仲の良い友達には話したい」という子もいれば、「できれば誰にも知られたくない」という子もいるでしょう。
法務省が公表した、未成年時に親の離婚・別居を経験した609人への調査では、離婚・別居時に誰かへ「相談した」と回答した人は8.9%でした。一方、「相談したかったが、適切な人がいなかった」と「人に言いたくなかった」はそれぞれ18.6%、「相談できる人はいたが、自分で抱え込んだ」は9.7%でした(*1)。「相談したい」と「人に知られたくない」。どちらの感情があっても不思議ではありません。
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著者情報
中新 大地 | コピーライター
両親の離婚を機に、家族との距離や関係性のあり方について考えてきた経験を持つ。
書き伝えることを生業としながら、多角的な視点で家族をめぐる問題を言語化している。